当院では、ペット用品を取り扱うECサイト 「のこと。マルシェ」と提携し、犬猫用手作りゼリーの素「Gelletta®(ジュレッタ)」を販売しています。
ジュレッタは、合同会社Wishamが開発・販売する水分補給のための商品です。ご自宅でゼリーを作り、犬や猫に食べてもらうことで水分を補う選択肢になります。
「いつもの食事に水分をプラスしたい」「水を飲む以外の方法でも水分補給を取り入れたい」とお考えの飼い主さんへ、商品の特徴と取り入れ方をご紹介します。
あわせて、当院で水分補給のためにご紹介した経験、配合原料に関する研究、購入方法についてもご案内します。
犬猫の水分補給のための手作りゼリーの素ジュレッタとは?
ジュレッタは、犬や猫が自分からおいしく水分を摂れるようにペット栄養管理士が開発したゼリーの素です。
完成したゼリーが入っている商品ではなく、ご自宅で作って与えるタイプです。いつものフードに添えるなど、日々の食事やおやつに取り入れられます。
「水を飲む」ことに加えて、「食べる」ことからも水分を補えるのが特徴です。飲み水を用意したうえで、食事やおやつから水分を摂る方法として取り入れられます。
商品の詳しい情報は、
のこと。マルシェのサイト
でご確認ください。
ゼリーやスープとして食事・おやつに取り入れられます
ジュレッタは、冷やしてゼリー状にするほか、スープとして与えることもできます。愛犬・愛猫の好みに合わせて取り入れ方を選べます。
いつものフードに添える
普段食べているフードに作ったジュレッタを添える方法です。いつもの食事に水分をプラスしたいときに取り入れられます。
療法食を食べている場合や食事制限がある場合は、トッピングを加えても問題がないか事前にかかりつけの獣医師へご確認ください。
ゼリーとしておやつにする
冷やして固めたジュレッタは、ゼリーとして与えられます。
初めて与えるときは少量から試し、食べる様子や体調を確認してください。
スープとして与える
ゼリーの食感を好まない場合は、スープとして与える方法もあります。
調製に使った熱湯をそのまま与えず、十分に冷ましてから与えてください。
作り方や使用する水の量、保存方法は、購入した商品の表示に従ってください。
味だけでなく、原材料も確認して選びましょう
ジュレッタには、チキン・かつお・ヤギミルクなどのフレーバーがあります。
フレーバーによって原材料や栄養成分が異なるため、好みだけでなく、愛犬・愛猫の体調や食事管理に合っているかも確認することが大切です。
食物アレルギーがある場合は、味の名前だけで判断せず、原材料表示をご確認ください。
持病がある場合や、獣医師から食事について指示を受けている場合は、使用前にかかりつけの獣医師へご相談ください。
ジュレッタPlus+の配合原料に関する研究について
ジュレッタには通常タイプのほか、「ジュレッタPlus+(下部尿路ケア)」があります。
ジュレッタPlus+(下部尿路ケア)にはブルーベリー茎エキスとウラジロガシが配合されています。
以下では、そのうちブルーベリー茎エキスに関する研究をご紹介します。
通常タイプとは原材料が異なり、以下の研究情報はすべてのジュレッタに共通するものではありません。
ブルーベリー茎エキスについて報告されているデータ
ブルーベリー茎エキス含有サプリメントについては、2020年の『日本獣医腎泌尿器学会誌』に腎機能が低下した犬を対象とする症例報告が掲載されています。
この報告では、ビーグル2頭とマルチーズ1頭の計3頭に、プロアントシアニジンというポリフェノールを高濃度に含むブルーベリー茎エキスを、体重1kgあたり1日0.2~0.6mL、3~4か月間与えています。
その結果、血液検査項目のBUN(尿素窒素)は3頭すべてで低下し、CRE(クレアチニン)は1頭で低下したことが報告されています。
出典:小沼守ほか「腎機能低下犬におけるブルーベリー茎エキス含有サプリメントの効果」
『日本獣医腎泌尿器学会誌』2020年、12巻1号、23–27頁。
当院では、尿石症のわんちゃんにも水分補給のためにご紹介しました
当院の獣医師は、ジュレッタを水分補給の選択肢としておすすめしています。
尿石症では水分補給が大切なため、尿石症のわんちゃんにご紹介しました。
尿石症の管理では、水分摂取を増やすことが重要になる一方、結石の種類などによって必要な食事管理や治療は異なります。
治療中の犬猫や療法食を食べている犬猫に与える場合は、事前にかかりつけの獣医師へご相談ください。
ジュレッタは療法食や治療の代わりにはなりません
ジュレッタは、水分補給を補うために食事やおやつへ取り入れる犬猫用の食品です。
販売ページでも療法食ではないことが明記されています。
本記事では、こうした療法食ではない食品を「一般食品」と表現しています。
ジュレッタは一般食品であり、獣医師から処方・指示された療法食や治療の代替として使用するものではありません。
療法食は、病気や状態に応じた食事管理のために用いられます。
ジュレッタを与えることで必要な食事管理や治療が不要になるわけではありません。
処方された療法食や治療を自己判断で変更せず、ジュレッタを与えてよいか、どの程度取り入れるかについては、かかりつけの獣医師の指示に従ってください。
ジュレッタは当院で直接購入できます
当院では、「のこと。マルシェ」との提携によりジュレッタを院内で販売しています。
購入をご希望の方は、スタッフへお声がけください。
院内で取り扱っている種類や在庫についてもスタッフへご確認ください。
オンラインでは、のこと。マルシェでも商品情報の確認・購入ができます。
原材料などの詳しい情報を確認したい方もサイトをご覧ください。
よくある質問
Q.ジュレッタは犬にも猫にも与えられますか?
ジュレッタは犬猫用の商品です。
与える際は、選んだ商品の原材料や与え方を確認してください。
食物アレルギーや持病がある場合は、使用前に獣医師へご相談ください。
Q.ジュレッタは、そのまま食べられるゼリーですか?
ゼリーの素なのでご自宅で作ってから与えます。
冷やしてゼリー状にするほか、スープとして与えることもできます。
作り方や保存方法は、商品の表示や公式サイトの案内をご確認ください。
Q.通常のジュレッタとジュレッタPlus+は何が違いますか?
配合原料が異なります。
ジュレッタPlus+(下部尿路ケア)には、ブルーベリー茎エキスとウラジロガシが配合されています。
購入する商品の原材料表示をご確認ください。
Q.ジュレッタを与えれば、飲み水は用意しなくてもよいですか?
ジュレッタは、水分補給を補うために取り入れる商品です。
飲み水の代わりにするのではなく、いつでも新鮮な水を飲める環境を用意してください。
Q.尿石症の犬猫なら、どの子にもおすすめですか?
当院では尿石症のわんちゃんに水分補給のためにおすすめした経験がありますが、
すべての犬猫に一律に適しているという意味ではありません。
治療内容や食事制限によって判断が異なるため、かかりつけの獣医師へご相談ください。
Q.療法食にトッピングしてもよいですか?
療法食の目的や治療内容によって判断が異なります。
自己判断で加えず、かかりつけの獣医師に商品の原材料や栄養成分を確認してもらってください。
Q.どこで購入できますか?
当院で直接購入できます。
また、「のこと。マルシェ」でも販売されています。
院内の取り扱い種類や在庫は、スタッフへご確認ください。
いつもお読みいただきありがとうございます
■院長 田代 雄太郎
当動物病院では、動物たちと飼い主様と獣医師でタッグを組んで、正面から向き合って診療・治療を行ってまいります。

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